【W杯/日本代表】独占告白! 川淵三郎「歴代日本代表監督、こう選んだ」(第1回) - ”目黒のジダン”こと佐とうひできのブログ

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【W杯/日本代表】独占告白! 川淵三郎「歴代日本代表監督、こう選んだ」(第1回)

目黒のジダンです。

興味深い記事を見かけたのでご覧ください!
賛否両論いろいろ言われている川渕さんでありますが、彼のコトバは結構まともなこと言っていることがうかがえます。今回の大会前の盛り上がりのなさもとても冷静にとらえています。ボクも中田のような一般向けにとてもわかりやすいフックになるプレーヤーの欠如が今のサッカー人気の低迷につながっているのでは!?と思ったいましたが川渕さんも同じようなことをいっていました。

とても読み応えのある記事です。

ご覧下さい!

 

【 独占告白! 川淵三郎「歴代日本代表監督、こう選んだ」(第1回) 】

G2
6月17日(木) 22時 9分配信 / スポーツ - サッカー

インタビュアー:二宮清純(スポーツジャーナリスト)


■本田圭佑は“中田2世”

二宮 6月11日から南アフリカW杯が始まります。日本代表は4回目の出場ですが、過去3大会と比べると国内の盛り上がりはイマイチです。

川淵 確かに過去3回のW杯と比べると、今回、国民の盛り上がりは明らかに低いですね。しかし、ずっと右肩上がりで行くわけじゃないんだから、そう気にする必要はないと思いますよ。

二宮 2月の東アジア選手権で3位に終わったり、キリンチャレンジカップのセルビア戦で0対3と大敗したことが岡田ジャパンの期待の低さになって表れているという見方もあります。

川淵 要は大会が始まってからの岡田ジャパンの活躍次第だね。大会が始まって結果を出せばどんどん関心も高まっていくだろうけど、それこそ3連敗でもしようものなら、日本人にとっては全く盛り上がりを欠いたままの大会で終わってしまうかもしれない。
しかしモノは考えようでね、期待値が低いということは監督や選手にとってはあまりプレッシャーを感じず、リラックスした状態で戦うことができるということでしょう。僕はそこを密かに期待しているんだけどね。

二宮 良くも悪くも日本サッカー史上最強と呼ばれた2006年ドイツ大会のジーコジャパンの時のようなワクワク感はあまりありません。

川淵 考えてみると、今回はヒデ(中田英寿)が出ない初めてのW杯でもある。日本が初めてW杯に出場したフランス大会の時、ヒデは21歳、日韓大会で25歳、ドイツ大会で29歳。常に日本代表はヒデが中心であり、ファンは彼の成長とともに代表を見ていたような面がある。
 
その意味で’06年のドイツ大会はヒデの集大成であり、他のメンバーを見ても、誰もが、これまでで一番レベルの高いチームだと思っていた。また、事実、そうだったと思います。

二宮 しかし、結果は予選リーグ敗退。勝ち点も1(クロアチア戦の引き分け)だけだった。

川淵 それによってサッカー熱が一気に冷めてしまった面は否めないでしょう。特に女性がね。

二宮 女性?

川淵 協会のデータでは代表チームの試合にやってくる観客の約4割が女性だったんです。ドイツW杯まではね。ところが最近は約3割にまで落ちている。こうしたデータからも、いかにヒデ人気が大きかったかということが窺い知れる。もちろんツネ(宮本恒靖)や他の選手の人気もありましたけどね。

二宮 なるほど、ピッチの上でもマーケティングの面から見てもヒデの存在は別格だったと。

川淵 そうそう。しかし今回ヒデはいない。その代わりと言っちゃ何だけど、僕が今回一番期待しているのは本田圭佑(CSKAモスクワ)だね。ああいう荒々しさとかたくましさを持った選手は必要だよ。ずっと彼を見ているけど、ここ最近の彼の成長は本当にスゴイ。ロシアに行って、また成長したんじゃないかな。
 
北京五輪の時なんてボールを止めてちょこちょこやった後はバックパスを出すくらいで、ほとんど目立ったところはなかった。なんで、あんなポジション(右サイドハーフ)で使うんだろうとずっと疑問だった。
 
動かない、シュートは打たない、戦術の理解度は今ひとつと“ないない尽くし”。これが2年前の彼の姿だった。それが今や人には強い、球離れは早い、動きの量も圧倒的に増えて、シュートも巧いと惚れ惚れするようなプレーをしている。短い期間で、あれだけ成長した選手というのも珍しいですよ。
 
僕には中田2世に映るね。確か’09年キリンカップのチリ戦で彼が代表初ゴールをあげた時、岡田武史監督が「(本田には)ゴールを狙う仕事をしてほしかったので嬉しい」と言って喜んでいた。
 
あの気持ちが僕にはよくわかる。岡田にツキがあるとしたら、彼と出会えたことだろうね。とにかくロシアの凍てついたピッチでも全くバランスを崩さないし、当たり負けもしない。ものすごく体幹がしっかりしている証拠だ。
 
もうひとり忘れてならないのはボランチの長谷部誠(ヴォルフスブルク)。相手に強くて守備の要であると同時に攻撃力もある。彼が入ったことでチームに芯ができた気がするね。

二宮 本田が変わったのはフェンロ(当時オランダ2部リーグ)に移籍して2シーズン目からです。見違えるように良くなった。おそらく本田はトップ下に入るでしょうが、司令塔の中村俊輔(横浜F・マリノス)とのコンビネーションがカギになる。

川淵 僕はうまくいくと思いますよ。俊輔はスコットランドリーグでMVP(06-07シーズン)になるほどの大活躍をしたけど、左足などのケガもあって、今はピークの状態とは言い難い。一歩退いて俊輔が本田を立てるというかたちが一番いいんじゃないかな。あくまでも個人的な意見だけどね。

二宮 ところで前任のイビチャ・オシム監督が脳梗塞で倒れ、岡田さんがバトンを引き継ぐことになった。前任者が偉大だっただけに引き受けるのには覚悟がいったと思います。

川淵 いや、岡田を監督にするというのは技術委員会から名前があがって最終的には僕が認めたというだけの話なんだけど、僕は彼は断ると思ったんだ。どうしてもカズ(三浦知良・横浜FC)の時のトラウマがあるからね。
 
これは僕もよくわかる。自分だけならいいけど家族にも迷惑がかかる。だから、やる以上は覚悟を決めてもらいたかった。本当によく引き受けてくれたと思う。これは感謝してますよ。

二宮 朝日新聞(5月3日付)に東アジア選手権後、犬飼基昭会長が川淵さんに監督人事を相談したとあります。岡田監督を更迭する可能性を示唆し、後任にはギド・ブッフバルトが候補にあがっていたという内容でした。

川淵 これはもう全く事実無根だね。ブッフバルトなんて名前、一度も出たことがない。犬飼会長はどこかで「今は川淵さんが決めた岡田監督ではなく、僕が決めた岡田監督です」と言っているけど、その通りだと思う。少なくとも名誉会長になって以降、僕が犬飼会長のやり方に口出ししたことは一度もない。もしアドバイスを求められたとしても「自分の好きなようにやったらいいじゃないか」としか言わないと思うな。だって、それしか言えないもの。

二宮 今回のW杯は現在のところやや盛り上がりに欠けるとはいえ、かつてW杯が“高嶺の花”だった時代を知る者にとって4大会連続出場というのは夢のような話です。
 
かくも日本代表が強くなった一番の理由はプロ化に成功したことです。選手がアマチュアの身分のままでは永遠にW杯出場の願いはかなわなかったでしょう。底辺が拡大し、選手層が厚くなったというメリットもあります。これに対する川淵さんの貢献の大きさは言うまでもありません。
 
2番目の理由は外国人監督を積極的に登用したことです。これにも川淵さんは中心的存在としてずっと関わってこられた。外国人監督の第1号はオランダ人のハンス・オフトです。彼に関する評価は後でお伺いするとして、なぜ代表監督を外国人に切り換えたのでしょう。

川淵 横山謙三が代表監督をしている時のことです。ラモス瑠偉とカズが代表入りした。確か大宮でポーランドと試合をする直前かな。僕と長沼健さんと彼らとで食事をした。
 
その時にラモスとカズがユニホームに日の丸を付けてくれとかもっと待遇を良くしてくれとか、いろいろな要求を突きつけてきた。あるいはアマチュアの選手にも手当を出してくれとか。当時は長沼さんが協会の副会長で僕が総務主事ですよ。それまではアマチュアに報酬なんか出したことがなかったので「おカネをもらわないのがアマチュアなんだ。おカネをもらってないからといってプレーで手抜きをしているわけではない。これは精神的な問題なんだ」なんて説明したけど、心の中では“こいつら、いいこと言うなァ……”と思っていましたよ。選手たちを代表しての意見だったからね。

(第2回につづく)

【関連記事】
・ G2 Vol.4 川淵三郎「歴代日本代表監督、こう選んだ」〈1〉


* 最終更新:6月17日(木) 22時 9分
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