【日記・mixi】2006 W杯観戦記・その1…の巻 - ”目黒のジダン”こと佐とうひできのブログ

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【日記・mixi】2006 W杯観戦記・その1…の巻

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”経験という名の遺産”

W杯の日本初戦から5日が経過した。

あの逆転劇。
国民誰もが思うであろう
予選敗退の影・・・。

そんな中、私もやはり敗戦後、
冷静な判断が出来かねていた。

NHKでの岡田元日本代表監督、
山本アテネ五輪代表監督、両者のコメントも
「そうそう」とうなづきつつ、自分の答えを
見出せずに途方にくれた。

それ以降、ネット上でもこのMIXI上でも
多数議論が繰り広げられているが
私は正直全てをみたわけではないが
敗戦以降、数日がたった今、どれも
私の意見と同質のものが見当たらなかったでの
あえて活字にしたいと思い
本文を打っている。

まず結論から言おう。

”今大会は日本代表の予選突破はない”

これは対豪州の前から思っていたこと。
このリーグはとても難しいリーグだというのはわかっていた。

まず豪州は過去日本も相当数試合をこなしているが
過去のどの試合も豪州がフルメンバーをそろえて
試合をしたことは皆無。
どれも1.5軍もしくは2軍、ひどい時は3軍程度の
メンバーで試合をこなした。

その対戦成績は決して悪くはないが
相手が相手だけに評価がし難い。

しかし今大会は初めてといっていいくらい
豪州はベストメンバーをそろえている。
ほぼ全員が欧州でプレーする選手。
そしてそれを率いるのは
ヒディング監督。
彼についてはもう語らずともお分かりだろうが
2大会連続でベスト4に導いている。
しかも前回は韓国。

初戦は”日本VS豪州”ではなく

”日本VSヒディング”

そういったほうがいいくらい
その彼のウエイトは大きい。

そしてそんな中、
やはりな結果になった・・・。

・・・そしてクロアチア。

クロアチアは98年に0-1で負けているが
そのチームは個性が特出しているチームで結果初出場にして
3位。できすぎの結果であった。
今大会は前回大会も経験しているメンバーが残っている。
そして98年のチームから新旧交代が
うまくいかず前回はイタリアを破ったにも関らず
予選敗退となった。

そして今大会は是が非でも予選突破を狙ってきている。
もう一度過去の成績以上を狙ってくる。
モチベーションはいやがおうにも高まる。
そして過去2大会で経験値は確実にあがっている。

特出したスターはいないが平均点が高い選手をベースとして
チームとしてまとまりのあるチームに仕上がっているといった
印象のクロアチア。

そしてブラジルは語るまでもない。

以上を踏まえつつ
戦前、日本が純粋に考えて予選を突破できる
可能性というのはきわめて小さいと感じていた。

しかし、そうはいいつつも
やはり勝ってほしいと願い応援した。

そして迎えた12日日本時間22時
試合開始・・・
残り5分で3点決められ負けた・・・

試合内容を簡単に振り返れば
日本は、まず・・・GK川口。
豪州の先制が決まるまで完璧だった。

それは96年アトランタ五輪での
ブラジル戦から始まり過去大きな大会で時折見せる彼の
才能以上の何かを感じさせる最高のプレーを行なっていた。

しかしご存知乗っている時に調子に乗ってしまうのも彼。
一回の彼のミスが失点を呼び込むキッカケを作ってしまった。

あのシーン・・・
出たのであれば確実にさわらなければならなかった。
でなければ絶対にでてはいけなかった。

そして彼はでてカブり、ゴールをあけ
蹴り込まれた・・・。

彼はこの日アタっていた。

(キーパーが調子がいいことを”アタる”という)

しかしそこまで完璧でも
一回のミスで失点してしまえば
それまでの評価は無意味となる。

キーパーとはそんなポジションである。

あの川口のミスから日本は落ちていった・・・。

落ちていったといってもその前兆は
後半15分過ぎから始まってはいたので
”そこから”というのは的はずれであるが…。


解説の岡田氏は
シュートを決めなくてはならないシーンに
確実にとれなかったことを敗因の一つにあげていたが
それもそうだし、川口のプレーもそうだし、
監督の選手交代の采配もそうだ。

しかしそういったことは結果論にしかならない。
ここでその是非を問うのはナンセンスだ。

私がここで思うことは
実況中の解説者・井原正巳がいった一言に尽きる。

”…選手は1-1になったことで引き分けもありと
 いうことを意識した方がいいと思います…”


覚えているだろうか、この言葉を。

自然と聞き流すであろうこのセリフが
全てを物語っている。

試合後、岡田監督が言っていたが
この日、ディフェンスは本当によくやっていた。
組織立っていたし、みんなもてる力を存分に発揮していた。
宮本を中心にまとまりあるディフェンスを行なっていた。
しかし点が入ってしまった。

その後映像は引き分けでもいい、
残りは4,5分だからまさかディフェンスの調子のよかった日本は
逆転はないだろうといった目に見えないものが
確実に流れていたと思う。

私も希望もこめてそう思っていた。

井原氏が言葉を発したのもこのタイミングであった。

そしてその後日本国民は
2失点するシーンを目の当たりにすることになる・・・。


・・・・日本はこの試合がW杯通算8試合目である。

98年 W杯
①0-1 VSアルゼンチン
②0-1 VSクロアチア 
③1-2 VSジャマイカ 
02年 W杯
④2-2 VSベルギー  
⑤1-0 VSロシア    
⑥2-0 VSチュニジア  
⑦1-0 VSトルコ   

以上が過去の成績である。

この初戦の後半39分までの
で一番近いシチュエーションは
初勝利のロシア戦であろう。
1点リードのまま残り5分を過ごす・・・。

しかし決定的に違うのは
ロシア戦は日本が

”後半に得点をとった”
ということ。

今回は前半の半ばに得点をとった。
正直、試合運びといえば完璧といっていいくらい
理想通りの時間帯に点がとれた。
しかしこの後半と前半というのが
大きく異なる。

前半にリードを奪えたということは
ハーフタイムに一回、得点という
アドバンテージをもちながら
仕切り直しができ、それを前提として
作戦を練れる。
(今回日本は後半をそれを踏まえた策というのを
 目に見える形で示さなかったが…)

02年ロシア戦は接戦の中、後半に得点を奪いそのまま
逃げ切った形になった。
試合を立て直すには監督には選手交代でしか
意図的に流れを変えることはできない。
日本はこの試合で得点をとっても緊張感を保ち
最高のディフェンスでロシアを押さえ初勝利を奪取した。

そして過去W杯で初のシチュエーション

前半リードしたままの残り
5分・・・。

選手も初めてであり、国民全員が初めてなのである。
過去の親善試合であったり、アジアでの公式戦、
コンフェデ杯といった大会ではこのようなシーンで
守りきって勝利というのをみてきたであろう。

しかしこれはワールドカップ。

他のどの大会とも違うステージである。
おのずと緊張感、雰囲気、モチベーションも
最高潮に達する。

その状況下で初めて体験した今回のケース。

だからこそ前出の発言があり、
自身も含め「まさかやられないだろう」
と思ったのである。

もしこのようなシーンで過去にこの体験をしていれば
選手はもちろんのこと国民全体も気をゆるめることはなく
最後まで緊張感を保ち続けたであろうし、
井原氏の発言もなかったであろう。

・・・・「経験」

したくてこういった結果になったのではない。
なるべくしてなったのだ。

しかしこの経験を増やしていけば確実に次につながる。

今大会、大会直前に金子達仁氏がいっていたが
私もそう思う。

”日本惨敗”

歴史を紐解けば、強豪国はそれぞれドラマを作ってきている。
ブラジルだって1950年の
「マラカナの悲劇」
で22万人の観客の前でウルグアイに決勝で負け、
フランスは”プラティニ”に率いられ
82、86年好チームだったにもかかわらず、
準決勝敗退・・・その後2大会連続で出場できず、
イタリアも02年の
韓国戦敗退・・・

あげればきりがないほどどこも
”惨敗”の歴史があるのだ。

これを経験してこそ次回大会への希望がつながるし、
日本サッカーの将来が明るいものとなるのである。
まだ終わっていないが、全力をつくして勝利を目指して欲しい。
そして惨敗してほしい。

それが未来への歓喜へつながるのだから。

翌日の韓国の老練な試合運びをみてそれを確信した。

彼らは前回大会4位になったおかげで
正直日本とは違った領域で試合をしていると感じた。

彼らの経験は過去の無残にも散ってきた歴史の積み重ねがある。

5大会連続で出場して初めてアジア最高位を獲得した彼らをみて
改めて経験の大事さを思い知った。

そして”経験”という名の遺産は
全てにあてはまるものだと思った。


            佐とう ひでき





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